メーターモデュールの坪単価

住宅の建築費の目安としてよく「坪単価」といいます。

昔は、大工さんが「坪○○で建つよ」とか言ったらしいですが、その言い回しがそのまま使われています。

坪単価とは=住宅の総工費÷坪数で計算される金額のことですが、坪単価について正確なことはあまり知られていません。

坪とは1間×1間の面積のことです。

では1間とは

関東間では1間=1,820mmです。

関東間の1坪は3.3124uになります。


現在の京間では1間=1,920mm

京間の場合の1坪は3.6864uになります。


ところが、1間を1,800mmで施工する場合もあり、その時の坪数は3.24uになります。


住宅の総工費をuで割って、u単価で表現すると全国共通の尺度になるのですが、坪単価の方が主流になっています。


ここに、坪単価に対するおかしな現象が現われてきます。


それは、メーターモデュールという考え方によって、建てられる住宅が増えてきたからです。


メーターモデュールとは、住宅を設計する単位の寸法を1メートルで考える設計方法です。


1間の半分である、910か960又は900で伝統的に設計されて来た木造住宅に対して、900〜960の単位寸法を1,000にしますので、同じ間取りの住宅であれば、面積が大きな住宅になります。


例えば、

住宅A=910を単位寸法とした40坪の住宅、面積は132.5uです。
住宅B=まったく同じ間取りをメーターモデュールで作った住宅、面積は160.0uになります。


uを15万円として計算すると

住宅A=1,987万円
住宅B=2,400万円


坪単価は
住宅A=49.675万円

さて住宅Bの坪単価はいくらでしょう?


住宅Aは1間=1,820mmでした、では住宅Bの1間は、2,000mmですから、坪数は40坪・・・・とはならないのです。

メーターモデュールの坪数換算は、1坪=3.24uで行っています。

そうすると、2,400万円÷160×3.24=48.6万円となります。

まったく同じ間取りをメーターモデュールで建てると、400万円も多くかかるのに、坪単価は10,000円安く見えます。



しかし、同じ間取りをメーターモデュールで建てると、すべての部屋がただ広がった状態になるので、メーターモデュールの場合は、プランニングの時点で工夫します。

無駄に面積ばかりが広がるような設計はしません。


それと、住宅Aの場合と住宅Bの場合のu単価は同じではありません。メーターモデュールの方が、u当たりの実質的なコストは下がります。

メーターモデュールの場合のu単価を14万円としてもう一度計算して見ましょう。

160u×14万円=2,240万円

2,240万円÷160×3.24=45.36万円


今度は、同じような間取りだが、プランニングで工夫をして無駄に広い住宅では無いケース。


150u×14万円=2,100万円

2,100万円÷150×3.24=45.36万円


メーターモデュールで建てると、寸法の余裕が生まれるので、どうしても900や910で設計する住宅よりは大きくなります。

ところが、見かけの坪単価は安くなります。


どうでしょうか?ここまでの話・・・・理解できましたか?

何となく?ですね!・・・・書いている筆者もよく分かりません。


つまり、坪単価の比較は意味が無い!ということを、お伝えしたかったのです。

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posted by イソップ at 18:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 知って得する豆知識
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