耐震偽装第3弾

過去に配信したメールマガジンのバックナンバーです。
このページは第17号です。

□■□ 
失敗しない家づくり 【耐震偽装第3弾】
                    第17号 2007.1.28□■□

今日はすごく寒いです。やっぱり冬ですね。
今年は雪が少なく、各地の雪祭りは雪不足で困っているそうです。
札幌雪祭りはどうやら大丈夫のようですが。

購読登録・解除はこちらです http://www.mag2.com/m/0000209046.html
メルマガバックナンバーも  http://www.mag2.com/m/0000209046.html

□第17号の目次
 ◆先週のブログ更新案内
 ◆特集「家族の変化」
 ◆編集後記

■先週のブログ「欠陥住宅防止法」更新案内

 メルマガバックナンバーは第11号まで掲載しました。
 まだ、読んでない方はこちらから
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
 http://kekkanhouse.seesaa.net/category/2412444-1.html


 

■ 特集記事
【耐震偽装第3弾】
  
耐震偽装がまたもや発覚しました。
今度は京都のホテル。

首都圏、札幌、京都とつづいて、まだ出るかもしれません。



耐震偽装とは、構造計算のプロセスの中で、

1、仮定荷重を低減する
2、部材にかかる応力を低減する
3、計算式の中の係数を低減する

などの方法によって、

構造計算上スリムな部材断面でも、安全性が確保されているように計算書をまとめ上げることです。


私は耐震偽装をやったことがありません。

何故なら

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓


ビルやマンションなどの構造計算ができないから!



建築士には大きく分けて、2種類あります。


建築の計画(プランやデザイン)を主に行う「意匠系」

建築の構造を主に行う「構造系」


に分かれます。


この2系統に分かれるのは、学生時代です。


大学や専門学校、工業高校で、専門分野を決める時にどちらかの系統に進むことを決めます。

選んだ系統から、他の系統に変わる人はほとんどいません。


建築設計の分野では、特殊能力の分野が「構造」の分野です。
構造設計士はスペシャリストです。
「意匠系」の設計士は真似の出来ない専門分野となっています。


建築確認申請を役所に提出しますが、実践で構造計算をやっている専門家に比べると、
役所の構造担当者の能力は、はっきり言って低いものです。

チェックをすれと言っても、巧妙にデータを改竄された場合には、
偽装を見抜くことは難しいでしょう。


構造計算を正しく行うことは、構造設計士の倫理観にかかっています。




住宅を建てる方にとっては、耐震偽装というのは、あまり縁の無い話となります。


縁が無いというのは、次のような意味です。


1、2階建ての住宅には構造計算は必要が無い。
2、計算の必要が無いので、偽装する必要が無い。

ということです。


構造計算の代りに、耐力壁の量と配置バランスをチエックする事になっています。
耐力壁の量と配置バランスには、規定があって、その規定値以上にすることになっています。



ところが、ここで不安を煽るわけでは無いのですが、
耐力壁の量と配置バランスは、役所ではチェックしていません。

住宅を設計した設計士の責任となっています。

木造の住宅の設計は、先にお話しした「意匠系」の人たちの仕事です。
「意匠系」とはいっても、経験値の高い人は、木造の構造については
かなり熟知しています。

しかし、経験の浅い人が設計をすることが、住宅業界では当たり前になっています。
(ベテランは営業になります)


・経験の浅い人による設計
・構造については役所はチェックしない
耐震偽装よりも、もっと恐ろしい話でしょうか?



住宅の構造設計は、真剣に勉強するとそれほど難しいものではありません。

自己防衛の為に、勉強されることをお奨めします。


■編集後記
「勉強すれ!」といっても、どうしたらいいんだよ?
という声が聞こえてきそうです。

勉強の仕方を教えろ!という方は、しばら〜くお待ち下さい。
メルマガかサイト上で、分かりやすくお伝えできるかどうか、
試してみようと思っています。
(いつになるかは分かりませんが・・・・・)

□■□
■発行責任者   イソップ
■ブログサイト  欠陥住宅防止法
          高気密高断熱住宅は外断熱住宅しかない
■購読・解除   http://www.mag2.com/m/0000209046.html
□■□

この記事に関連するブログ
教育の原点を考える: 耐震偽装
続・お庭をめぐる冒険 〜空間設計SOBOのブログ 価格競争の果て
chousanの日記 - アパホテルの耐震改修計画を承認 京都市、早期着工求め通知郵送
黒き舞人の戯言: ほら来ました
気まぐれ独り言: 恵比寿ガーデンプレイス、国立新美術館、アパホテル、リベラ
これがア○ガーデンパレス成田です!!
建築的じゃない日々 | 改正建築士法が公布され、いよいよ・・・
夏の日の幻想:なんか筋通ってないと思うよ、関テレさん
posted by イソップ at 07:28 | Comment(0) | TrackBack(1) | メルマガバックナンバー
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/34377905

この記事へのトラックバック

欠陥住宅の補償制度
Excerpt: 国土交通省は、売主が経営破綻しても欠陥住宅の補償を 確実に受けられる仕組みを整え、被害者を救済できるように する制度をまとめた
Weblog: テニスそしてスキー
Tracked: 2007-02-23 23:47
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。