住宅不況と欠陥住宅

住宅不況と言われだしてから随分経ちます。
住宅不況とは新築戸数の減少を言いますが、別の面で見てみますと、営業パーヘッドという指数があります。

営業パーヘッドとは、『営業マン一人当たりの年間契約棟数を 12ヶ月で割ったもの』のことです。

あるハウスメーカーのデータでは、新築住宅が好調の頃は、パーヘッドは 0.8〜0.7 でした。
つまり一人当たり年間 9.6〜8.4 棟が平均の数字でした、現在は、パーヘッド 0.5 に落ち、年間6棟が平均となっています。

今回は、このパーヘッドから欠陥住宅を考えて見ます。

パーヘッドが落ちる原因は、契約数が減少するからですが、減少に比例して営業マンの数が減ると、パーヘッドは変わりません。
営業マンの数が変わらないか、契約数の減少ほどは営業マンの数が減少しないので、パーヘッドが下がります。

経営上の視点からは、『余剰人員が増えた』ことを意味します。

しかし、1年間に10棟以上を担当できるのか? という別の視点で見ることも必要です。

ハウスメーカーによって、営業マンの役割は多少違います。工事には一切関わらないシステムの場合もあれば、工事期間中も、窓口となってお客様のお世話をするシステムのメーカーもあります。


お客様の立場からいうと、後者の方が望ましいわけで、忙しい・売れている営業マンは、工事期間に入るとあまり顔を見せなくなります。


営業マンが現場に顔を出したからといって、何が出来るわけでもないのですが、少なくとも、1度も現場を見ないで引渡しをするよりは、いいのではと思います。


営業マンにとっては、担当する数が減りますので、時間的なゆとりは生まれます(ただし、ノルマのプレッシャーが無ければですが・・・・?)。


欠陥住宅の原因は、施工上のことがほとんどですが、施工技術以外の人為的なミスによる欠陥住宅もあります。

人為的なミスは、忙しい・ゆとりが無いなどが原因となって起こることもあります。


ハウスメーカーの経営的には、パーヘッドが落ちることは、経営効率や事業計画に支障を生む事にもなりますが、一生に1回か2回の住宅づくりを、きちんとやってほしいお客様にとっては、むしろいいのでは・・・・と思ったりしています。
posted by イソップ at 07:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | おぼえ書き
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